Dear mom Vol.31
0歳からの才能開発 七田式 池袋教室・大塚教室・田端教室・鎌倉教室 代表 市原美歌のブログです♪
呼吸する木の教室の子どもたちが健やかに育つ
七田教育と出会って、20数年——-。以来、多くの保護者の方々の子育て相談や、子どもたちの能力を引き出すお手伝いをしてきました。そこで感じたのは、子ども達がいかに好奇心、探求心にあふれ、学ぶことが大好きかということです。
一人ひとりが本来持っている能力をいかんなく発揮し、伸ばしていける場として、幼児教室が果たす役割は教育面だけにとどまりません。子どもたちがのびのびと過ごせて、お母さん方も“ほっ”とできるような、そんな場を作ることも大切な役割のひとつと考えています。その環境づくりにひとつの答えを与えてくれたのが伊藤好則さんでした。
今から5年ほど前のこと。新たに池袋校を開設することになり、テナントは決まったものの、教室をどんな雰囲気にしようかといろいろ悩んでいました。そんなときに伊藤さんから「幼児教室は子どもたちが主役だから、その子どもたちにとって気持ちのいい空間をつくることが一番大切なんじゃないかな。それだったら力を貸すよ」と声をかけていただき、「愛工房」の杉を使った教室を作ることになりました。・・(中略)・・
まず、設計段階で驚いたのは、テナントですから木を使うといっても、せいぜい壁面の腰板ぐらいかと思っていたら、なんと床を全面的に杉板にするという案でした。フローリングは小さい子には痛いのではないかと思っていたのですが、取り越し苦労というか、かえって木がいかに子どもたちに良い影響を与えるか実感することとなりました。
杉はやわらかくて、滑りにくいため、子どもたちがあまり転ばないんです。たとえころんでもあまり痛くないようですし、ほとんどケガをしない。これにはびっくりしました。
そしてもうひとつは、杉にはリラックス効果があること。何より子どもたちの気持ちが落ち着いて、のびのびとしています。夏場じゃなくても靴下を脱いで、裸足でペタペタと走り回る姿は、本当にかわいいです。しかもほこりも立ちません。
教室がオープンして4年が経ちますが、(2015年11月当時)いまだに、「木の香りがする」「心地よい」「空気がきれい」などと言われます。さらに壁紙には、い草和紙を使うなど、床、壁すべてに呼吸する素材が使われている。こんな贅沢な空間は、ほかにはあまりないと思います。
伊藤さん、石原さんのお陰で理想的な木の教室を作ることができたこと、また手間ひまを惜しまず、地道に子どもたちやスタッフを育ててきたことが実を結び、2015年の春には生徒数が100名を超えるほどにまでなりました。この春には、同じビルの別フロア(2F)にまた新たな「愛工房」材を使った木の香りの教室を開設。今まで以上に本物の教育を目指していきたいと思っています。
木造都市の夜明け 伊藤好則編著 第2部 市原美歌 インタビューより
このブログを書いている現在、2019年春には、生徒数500名超となりました。この春新しくオープンした鎌倉教室もまた、愛工房の杉を使用した素敵な教室となっています。床と腰板には奇跡の杉そして壁は無農薬いぐさの和紙を使った鎌倉の雰囲気に合う木の空間となっています。ぜひ、お立ち寄りくださいませ。
七田式 池袋教室・大塚教室・田端教室・鎌倉教室 代表 市原美歌