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Dear mom Vol.35『植物に学ぶ』

Dear mom Vol.35

 0歳からの才能開発 七田式 池袋教室・大塚教室・田端教室・鎌倉教室 代表 市原美歌のブログです♪

 植物に学ぶ

 新緑が目にまぶしい季節となりましたね。5月の陽気に誘われて、木々を見あげていると“目には青葉 山ほととぎす 初鰹”という俳句が自然と浮かんできます。アウトドアで新緑のパワーをた~くさん浴び、楽しげな音楽を聴き、美味しいものをいただきましょうね。

 わが家の小さな庭にも、花が咲き始め、と共に、そこかしこから雑草がグングン・・・。日頃、放置気味の庭の手入れをしながら、ああ、だれが教えなくても、植物は、春が来たことがわかるんだなぁ。芽を出す時期、花を咲かせる時期がわかるんだなぁ。と、改めて気づかされます。

 冬の間は種のまま、じっーとしていて、、時期がくれば、芽を出し、根を張り、花が咲き、実をつける・・。ごく当たり前の自然現象ですが、なんだか、すごくないですか?だって、たった一粒の種が、花を咲かせたり、大木にもなるんです!!

 これって、子どもが育つのとおなじこと!って思いませんか?

 たった一粒の種(精子)が、根を張り(着床)、芽をだし(出産)、グングン伸びて立派に成長していく過程はまさに子どもの育っていく過程そのものです。

 植物がすくすく育つよう、水をあげたり、雑草を取ったり、肥料をあげたり、、私たちは手をかける訳です。子育ても同じですよね。子どもがすくすく育つように、よい食事、睡眠、躾、勉強などの環境を整える。きれいな花、立派な木になるように。

 ただ、ここで、大切なことを忘れてはいけません。

 どんなに手をかけようと、どんなによい肥料を与えようと、時期というものがあるという事を。芽を出す時期、葉を茂らせる時期、花を咲かせ、実をつける時期が、それぞれの植物にあるように、子どもたち一人一人にも、成果を出す時期があるという事を。適切な時期に、手をかけ、そして、待ってあげましょう。子育ては待つ、そう『待つ事』です。

 情報社会、今後ますますスピード重視の世の中で、親として、焦る気持ちはわかりますが、たまには、親としての視点を離れて、庭師になったつもりでお子様をながめてみてはどうでしょう。お子様の将来がちょっと楽しく見えてくると思いますよ。 

 

 空海さんもこんな風に言っています。

それ禿なる樹、定んで禿なるにあらず。春に遇うときは、すなわち栄え華さく。増なれる氷、何ぞ必ずしも氷ならん。夏に入るときはすなわち泮け注ぐ。穀牙、湿いを待ち、卉菓、時に結ぶ。   秘蔵宝鑰 第二愚童持斎心より

 以下、矢山先生(矢山クリニック院長)の超訳Ⅰ

 冬枯れの樹木もいつまでも枯れていない。春になれば緑の葉が芽生えて華が咲く。厚く重なった氷も、夏になれば解けて流れ出す。穀物も湿り気があれば発芽し、果物も時が来れば実を結ぶ。このように生物、無生物、全ての存在に決まった性質はない。良い機縁にめぐり合いの時の力が加われば、思いがけない程すばらしく発展するものです。 (空海の人間学より)

~空海の能力開発法、参考になります。また、次号お楽しみに~。 

七田式 池袋・大塚・田端・鎌倉教室 代表 市原 美歌



       





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Dear mom Vol.35『植物に学ぶ』

Dear mom Vol.35

 0歳からの才能開発 七田式 池袋教室・大塚教室・田端教室・鎌倉教室 代表 市原美歌のブログです♪

 植物に学ぶ

 新緑が目にまぶしい季節となりましたね。5月の陽気に誘われて、木々を見あげていると“目には青葉 山ほととぎす 初鰹”という俳句が自然と浮かんできます。アウトドアで新緑のパワーをた~くさん浴び、楽しげな音楽を聴き、美味しいものをいただきましょうね。

 わが家の小さな庭にも、花が咲き始め、と共に、そこかしこから雑草がグングン・・・。日頃、放置気味の庭の手入れをしながら、ああ、だれが教えなくても、植物は、春が来たことがわかるんだなぁ。芽を出す時期、花を咲かせる時期がわかるんだなぁ。と、改めて気づかされます。

 冬の間は種のまま、じっーとしていて、、時期がくれば、芽を出し、根を張り、花が咲き、実をつける・・。ごく当たり前の自然現象ですが、なんだか、すごくないですか?だって、たった一粒の種が、花を咲かせたり、大木にもなるんです!!

 これって、子どもが育つのとおなじこと!って思いませんか?

 たった一粒の種(精子)が、根を張り(着床)、芽をだし(出産)、グングン伸びて立派に成長していく過程はまさに子どもの育っていく過程そのものです。

 植物がすくすく育つよう、水をあげたり、雑草を取ったり、肥料をあげたり、、私たちは手をかける訳です。子育ても同じですよね。子どもがすくすく育つように、よい食事、睡眠、躾、勉強などの環境を整える。きれいな花、立派な木になるように。

 ただ、ここで、大切なことを忘れてはいけません。

 どんなに手をかけようと、どんなによい肥料を与えようと、時期というものがあるという事を。芽を出す時期、葉を茂らせる時期、花を咲かせ、実をつける時期が、それぞれの植物にあるように、子どもたち一人一人にも、成果を出す時期があるという事を。適切な時期に、手をかけ、そして、待ってあげましょう。子育ては待つ、そう『待つ事』です。

 情報社会、今後ますますスピード重視の世の中で、親として、焦る気持ちはわかりますが、たまには、親としての視点を離れて、庭師になったつもりでお子様をながめてみてはどうでしょう。お子様の将来がちょっと楽しく見えてくると思いますよ。 

 

 空海さんもこんな風に言っています。

それ禿なる樹、定んで禿なるにあらず。春に遇うときは、すなわち栄え華さく。増なれる氷、何ぞ必ずしも氷ならん。夏に入るときはすなわち泮け注ぐ。穀牙、湿いを待ち、卉菓、時に結ぶ。   秘蔵宝鑰 第二愚童持斎心より

 以下、矢山先生(矢山クリニック院長)の超訳Ⅰ

 冬枯れの樹木もいつまでも枯れていない。春になれば緑の葉が芽生えて華が咲く。厚く重なった氷も、夏になれば解けて流れ出す。穀物も湿り気があれば発芽し、果物も時が来れば実を結ぶ。このように生物、無生物、全ての存在に決まった性質はない。良い機縁にめぐり合いの時の力が加われば、思いがけない程すばらしく発展するものです。 (空海の人間学より)

~空海の能力開発法、参考になります。また、次号お楽しみに~。 

七田式 池袋・大塚・田端・鎌倉教室 代表 市原 美歌