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Dear ⅿom Vol.20 [ ~世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ~ ]

Dear mom Vol.20

 0歳からの才能開発 七田式 池袋教室・大塚教室・田端教室 代表 市原美歌のブログです♪

-世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ-

先日、久しぶりにクレヨンハウスに行ってきました。子どもが小さい頃は、絵本や教材を見によく行きましたが、最近は、オーガニックレストランの方ばかりでしたので、絵本コーナーは、久しぶり。新しい絵本を手にとって、本との出会いにワクワク感を味わいながら、思わず時間を忘れて回って見てしまいました。

と、きれいな表紙の本のとその帯の言葉が目に飛び込んできました。

「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、

いくらあっても満足しないことです。」

2012年、ブラジルのリオで環境問題の国際会議が開催されました。小国ウルグアイのムヒカ大統領の演説が始まります。会場の人たちは小国の話にそれほど関心をいだいていないようでした。しかし演説が終わったとき、大きな拍手が沸き起こったのです。

この絵本は、そのスピーチの内容が、素敵な絵と一緒に紹介されています。子供向けのわかりやすい表現に意訳してありますが、大人が読んでも感動してしまいました。

スピーチは現在の利益追求型の社会構造の問題提起にはじまり、本当の問題は、自分たちの生き方、価値観なのではと自分たちに考えさせられる内容になっています。

余談ですが、このムヒカ大統領の生活ぶりを見ていると、日本の「メザシの土光さん」を思い出してしまいました。皆さまは土光さんをご存じでしょうか。

今の時代、そしてこれからの時代は、物質至上主義から本当の幸せを追及していく時代へと価値観の変換が必要なときになっています。

現代を生きる自分たち、そして子ども達にぜひ読んであげたい一冊です。

~~~☆~~~  以下、本文より抜粋  ~~~☆~~~

「古代の賢人エピクロスやセネカ、そしてアイマラ民族は、つぎのように言いました。

『貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、かぎりなく多くを必要とし、もっともっとほしがることである』このことばは、人間にとって何が大切かを教えています。」

「わたしが話していることは、とてもシンプルなことです。

社会が発展することが、幸福をそこなうものであってはなりません。発展とは、人間の幸せの味方でなくてはならないのです。

人と人が幸せな関係を結ぶこと、

子どもを育てること、

友人を持つこと、

地球上に愛があること____

こうしたものは、人間が生きるためにぎりぎり必要な土台です。発展はこれらをつくることの味方でなくてはならない。

なぜなら、幸せこそがもっとも大切な宝だからです。

人類が幸福であってこそ、よりよい生活ができるのです。

わたしたちがよりよい生活をするためにたたかうとき、これをおぼえておかなくてはなりません。ありがとうございました。」

~~~☆~~~☆~~~☆~~~

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ 汐文社より



       





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Dear ⅿom Vol.20 [ ~世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ~ ]

Dear mom Vol.20

 0歳からの才能開発 七田式 池袋教室・大塚教室・田端教室 代表 市原美歌のブログです♪

-世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ-

先日、久しぶりにクレヨンハウスに行ってきました。子どもが小さい頃は、絵本や教材を見によく行きましたが、最近は、オーガニックレストランの方ばかりでしたので、絵本コーナーは、久しぶり。新しい絵本を手にとって、本との出会いにワクワク感を味わいながら、思わず時間を忘れて回って見てしまいました。

と、きれいな表紙の本のとその帯の言葉が目に飛び込んできました。

「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、

いくらあっても満足しないことです。」

2012年、ブラジルのリオで環境問題の国際会議が開催されました。小国ウルグアイのムヒカ大統領の演説が始まります。会場の人たちは小国の話にそれほど関心をいだいていないようでした。しかし演説が終わったとき、大きな拍手が沸き起こったのです。

この絵本は、そのスピーチの内容が、素敵な絵と一緒に紹介されています。子供向けのわかりやすい表現に意訳してありますが、大人が読んでも感動してしまいました。

スピーチは現在の利益追求型の社会構造の問題提起にはじまり、本当の問題は、自分たちの生き方、価値観なのではと自分たちに考えさせられる内容になっています。

余談ですが、このムヒカ大統領の生活ぶりを見ていると、日本の「メザシの土光さん」を思い出してしまいました。皆さまは土光さんをご存じでしょうか。

今の時代、そしてこれからの時代は、物質至上主義から本当の幸せを追及していく時代へと価値観の変換が必要なときになっています。

現代を生きる自分たち、そして子ども達にぜひ読んであげたい一冊です。

~~~☆~~~  以下、本文より抜粋  ~~~☆~~~

「古代の賢人エピクロスやセネカ、そしてアイマラ民族は、つぎのように言いました。

『貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、かぎりなく多くを必要とし、もっともっとほしがることである』このことばは、人間にとって何が大切かを教えています。」

「わたしが話していることは、とてもシンプルなことです。

社会が発展することが、幸福をそこなうものであってはなりません。発展とは、人間の幸せの味方でなくてはならないのです。

人と人が幸せな関係を結ぶこと、

子どもを育てること、

友人を持つこと、

地球上に愛があること____

こうしたものは、人間が生きるためにぎりぎり必要な土台です。発展はこれらをつくることの味方でなくてはならない。

なぜなら、幸せこそがもっとも大切な宝だからです。

人類が幸福であってこそ、よりよい生活ができるのです。

わたしたちがよりよい生活をするためにたたかうとき、これをおぼえておかなくてはなりません。ありがとうございました。」

~~~☆~~~☆~~~☆~~~

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ 汐文社より