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Dear mom vol.39『イイカゲン』は「よい加減」

Dear mom Vol.39

 「イイカゲン」は「よい加減」

 七田先生いわく「子どもは片目をつぶって育てなさい」と。あまりしっかりウオッチし過ぎない位がちょうどいいんです。過ぎたるは猶及ばざるが如し、という言葉もありますね。

子育てに一生懸命になりすぎると、細かい事が、気になりつい口うるさくなりがちです。足りない位がちょどいい、「イイカゲン」をおすすめします!

 先月の教室レターで「よいドーパミンサイクルを作る」を書きました。なんでドーパミンなんでしょうか?もちろん、やる気や意欲に欠かせないのがドーパミンですが、それだけでなく実はドーパミンは快感神経とも呼ばれるA10神経にとっても大事なものなんです!

 では、A10神経とはなんでしょうか?

「脳の健康や鍛錬を考えるとき、A10神経の活動はとりわけ注目されてよい。なぜなら人間の創造力は、このA10神経の過剰活動とともに生まれてくるからだ。(中略)どのような頭脳鍛練法よりも、このA10神経を活性化することの効果は大きいと思う。」 (脳がここまでわかってきた―分子生理学による「心の解剖」大木幸介・光文社より)

「A10神経は、脳幹の中脳に端を発します。ここから原始的な「意欲」をつくる視床下部に入り、次に大脳のなかでも古い起源をもつ「情」を生み出す動物の脳である大脳辺縁系に神経を伸ばします。そこからA10神経は「知」の脳である大脳新皮質の内窩皮質という、人間にとって最高の快楽を感じさせる部位に入っていきます。さらにA10神経は記憶、学習に関わる海馬に側枝を伸ばし、生きる意欲に関係しているといわれる大脳辺縁系の側坐核にも神経を伸ばします。そして最後にA10神経は、人間の創造力を担当する前頭連合野に分布するのです。」「そしてA10神経は、(中略)広く分布しているので、快感の度合いにも階層を生じ、食欲、性欲を満足する動物的快感段階から、人間創造性を発揮できる至高の悟りともいえる快感段階までを生じることができるのであろうとされています。このA10神経の神経伝達物質がドーパミンなのです。」 (気の人間学 矢山利彦・ビジネス社より)

 先日、生徒さんのお父様から相談をうけました。宿題をやったことに対してご褒美をあげるということに自分は抵抗があるのだが、先生はどう思うか。というご質問でした。

 私たちの脳は、「快感」を求めて動きます。とくに子どもは素直ですから、嫌なことはやりたくない(実際は私たち大人もですが(笑))、やりたくないものをさせるには、どうするかと言うと、もうおわかりですね。宿題=ご褒美=快感というドーパミンサイクルを作ることです。で、そのうち学ぶ楽しさがわかってくると、ご褒美がいらなくなるのです。

 このA10神経を鍛えていくと、快感を感じる能力も高まり、結果的に脳が鍛えられ、賢く健康になっていきます。そのためにお勧めなのが「イイカゲン」。矢山先生の言葉を借りると、「イイカゲン」は「よい加減」を知ること、つまり快適感覚を探ることです。「ドウラク」は道を楽しむこと、つまり、あまり苦行をしなくても楽しみながら道を歩いていると、進歩していけるシステムが脳には本来備わっていること、そして「ゴクドウ」とは「道を極める」こと、脳でいえばA10神経を最高に高めていくとでもいえましょう。(矢山利彦)

楽しく学んで、賢く育つ・・楽しみながら脳を育てていきましょう。 

七田式池袋・大塚・田端・鎌倉代表 市原 美歌



       





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Dear mom vol.39『イイカゲン』は「よい加減」

Dear mom Vol.39

 「イイカゲン」は「よい加減」

 七田先生いわく「子どもは片目をつぶって育てなさい」と。あまりしっかりウオッチし過ぎない位がちょうどいいんです。過ぎたるは猶及ばざるが如し、という言葉もありますね。

子育てに一生懸命になりすぎると、細かい事が、気になりつい口うるさくなりがちです。足りない位がちょどいい、「イイカゲン」をおすすめします!

 先月の教室レターで「よいドーパミンサイクルを作る」を書きました。なんでドーパミンなんでしょうか?もちろん、やる気や意欲に欠かせないのがドーパミンですが、それだけでなく実はドーパミンは快感神経とも呼ばれるA10神経にとっても大事なものなんです!

 では、A10神経とはなんでしょうか?

「脳の健康や鍛錬を考えるとき、A10神経の活動はとりわけ注目されてよい。なぜなら人間の創造力は、このA10神経の過剰活動とともに生まれてくるからだ。(中略)どのような頭脳鍛練法よりも、このA10神経を活性化することの効果は大きいと思う。」 (脳がここまでわかってきた―分子生理学による「心の解剖」大木幸介・光文社より)

「A10神経は、脳幹の中脳に端を発します。ここから原始的な「意欲」をつくる視床下部に入り、次に大脳のなかでも古い起源をもつ「情」を生み出す動物の脳である大脳辺縁系に神経を伸ばします。そこからA10神経は「知」の脳である大脳新皮質の内窩皮質という、人間にとって最高の快楽を感じさせる部位に入っていきます。さらにA10神経は記憶、学習に関わる海馬に側枝を伸ばし、生きる意欲に関係しているといわれる大脳辺縁系の側坐核にも神経を伸ばします。そして最後にA10神経は、人間の創造力を担当する前頭連合野に分布するのです。」「そしてA10神経は、(中略)広く分布しているので、快感の度合いにも階層を生じ、食欲、性欲を満足する動物的快感段階から、人間創造性を発揮できる至高の悟りともいえる快感段階までを生じることができるのであろうとされています。このA10神経の神経伝達物質がドーパミンなのです。」 (気の人間学 矢山利彦・ビジネス社より)

 先日、生徒さんのお父様から相談をうけました。宿題をやったことに対してご褒美をあげるということに自分は抵抗があるのだが、先生はどう思うか。というご質問でした。

 私たちの脳は、「快感」を求めて動きます。とくに子どもは素直ですから、嫌なことはやりたくない(実際は私たち大人もですが(笑))、やりたくないものをさせるには、どうするかと言うと、もうおわかりですね。宿題=ご褒美=快感というドーパミンサイクルを作ることです。で、そのうち学ぶ楽しさがわかってくると、ご褒美がいらなくなるのです。

 このA10神経を鍛えていくと、快感を感じる能力も高まり、結果的に脳が鍛えられ、賢く健康になっていきます。そのためにお勧めなのが「イイカゲン」。矢山先生の言葉を借りると、「イイカゲン」は「よい加減」を知ること、つまり快適感覚を探ることです。「ドウラク」は道を楽しむこと、つまり、あまり苦行をしなくても楽しみながら道を歩いていると、進歩していけるシステムが脳には本来備わっていること、そして「ゴクドウ」とは「道を極める」こと、脳でいえばA10神経を最高に高めていくとでもいえましょう。(矢山利彦)

楽しく学んで、賢く育つ・・楽しみながら脳を育てていきましょう。 

七田式池袋・大塚・田端・鎌倉代表 市原 美歌