Dear mom Vol.15
よい油をつかってみる
油は、身体に悪い? いいえ。油は私たちの身体に欠かせない、大切なものです。
新鮮で良質な油は、むしろ心身のエネルギー源になりますし、身体の毒出し(デトックス)にもなるので、うまく活用すれば、健康にも美容にも役立ちます。
デトックスというと「水や食物繊維をとって、体内の毒素を排出する」というイメージがあるかもしれませんが、毒素のほとんどはカドミニウム、水銀、鉛といった重金属で、身体の脂肪に溶け込んでいるものです。
脂肪は、水には溶けないので、新鮮な良質な油をとって、体内の悪い油と入れ替える」必要があります。
悪い油とはなんでしょうか。
ショートニングやマーガリンが身体に悪いということは、耳にしたことがあるでしょう。
ショートニングはラードの、マーガリンはバターの代用品として作られた油です。
これらに含まれる、トランス脂肪酸は、自然界ではほとんど存在しない物質で、身体にとても悪い影響を与えると言われています。
摂取量が増えれば、血液中の悪玉コレステロールが増え、動脈硬化や心疾患などの危険性が高まり、さらに、発がん性もあるそうです。
その危険性が認められ、オランダやデンマークなど、すでにマーガリンを発売中止、製造禁止にしている国もあるほどです。
そして、一般的にスーパーなどで売られているサラダ油や、加工食品、ケーキやスナック菓子に使われている油のほとんどには、コストを抑えるために、トランス脂肪酸がたっぷりと含まれた、植物油が使われています。
意識せずに買い物をしていたら、知らず知らずのうちにとり込んでしまうもので、日常生活の中でトランス脂肪酸をまったく摂取しないというのは、もはや至難の業です。
ですから、家庭では、参加していない上質な油を積極的にとるようにして、やむを得ず口に入れることになった、悪い油をデトックスしましょう。(運を呼び込む神様ごはん 開運料理人 ちこ)
では、なにがお勧めかというと、ココナッツオイル(ココウェル社)亜麻仁油、エクストラバージンオリーブオイル(オメガニュートリジョン社)と、載っています。
また、『いただきます』をいうときは、手を合わせてみる。も、開運ポイント。「いただきます」という言葉は「天地の恵み 箸を高く捧げて いただきます」の省略語だそうです。
先日、あの奇跡のリンゴの木村さんの講演を聴いてきました。現在は世界的に活躍中で、自然農法を教えて飛び回っています。いい人なのが、話し方からもにじみ出るような人でした。講演のなかで、木村さんは、日本の農業、食の安全性について、とても憂えており、自分と家族の健康は自分たちで守る、時代なのだなと、改めて実感させられました。
特に、上記の油についてですが、私たちの脳みそは油の中で浮いています。脳には、油とっても大事です。特に子どもたちの脳は、身体に対しての比率が高く、3歳児の脳の重さ平均1250g大人は1450gと大人の9割程度。良質の油をぜひとっていただきたいと思います。
能力開発に食育は欠かせません。教室では母親勉強会として食育講座を企画しています。皆様には、わが子を賢くする食事を知っていただきたいと思います。皆様でしっかりお勉強して賢い頭と強い体つくりに役立てましょう。
七田式池袋教室・大塚教室・田端教室 代表 市原 美歌