Dear mom Vol.10
記憶のすすめ・暗唱のすすめ
教室の休み明けでいつも感じることですが、2週間ぶりに会う子ども達は、「成長して大きくなっているな。」と、驚きます。急に暗唱が上手になっていたりします。毎日、子育てに没頭していると、わが子の成長はなかなか気づきにくいものですが、一歩離れた先生の視点で見ると、子どもの成長する力の素晴らしさを、常々感じさせられます。
いつも近くで見ているわが子、たまには他人の目=一歩距離を置いた目で見てみませんか。また新たなわが子の素敵なところ、たくさ~ん見えてくると思いますよ♪
年に一度、池袋・大塚・田端教室では発表会を開催しています。
発表会の目的はいろいろありますが、一つには自分のお子様を客観的にみる良い機会。そしてもう一つは自分のお子様が将来こうなったらいいなと思う素敵なお子様を見て自分のお子様の将来像を描いていただきたいと思って開催しています。
右上の写真は表彰式の一枚です。一教室なので、実際はこの数倍のお子様たちが表彰を受けています。毎年のことながら、本当に驚くほどの成果をあげています。
表彰式では、円周率500桁記憶をはじめ、国旗の記憶、1000コマ記憶、暗唱文集記憶制覇など、目標を達成したお子様たちにトロフィーの授与式を行っています。
発表会の一番初めは、表彰式、たくさんのトロフィーが並ぶ様子は圧巻です。中には、5個も6個も、持ちきれない程のトロフィーをGETする生徒さんもいて、会場からも驚きのどよめきも聞こえてきました。
どうやったら、そんなに沢山の暗唱がこなせるんでしょうか?
その秘訣はなんでしょうか?
という訳で、素晴らしい成果を出されているお母様にインタビューすると・・・、
「そうですね。やっぱり一番は毎日やることですね。」
♡♡そう、その通り♡♡。まさに、王道に近道はなし。ですね。
そしてもう一つのポイント、暗唱に取り組んでいくと、どんどん、難しい長文になっていきます。が、大丈夫です。ある壁を超えるとみんな覚えるのがとても簡単になっていきます。その経験をすると、子どもも親も暗唱に取り組むのがとても楽になっていきますから。これが右脳学習の醍醐味なんですよね。
ただし、気をつけてくださいね。やりすぎは禁物です。やりすぎて嫌になるくらいなら、足りないくらいが良いのです。何事もよい塩梅で、いい加減にとりくむようにしてください。
また、え~!うちはとても毎日なんて無理!三日坊主です。という親御さん。それでもいいんです。七田先生は、このように言ってました。「三日坊主して、休んでまた始めると四日目からになるからそれでいいんですよ。」(笑)
暗唱の習慣のついたお子様は、記憶するということにまったく抵抗がありません。
つまり、暗記の得意な頭が出来上がるのです。実際、進学塾に行ってもトップクラスです。
発表会では、1,2才児は、体操やリトミックの発表、2才のお子様から小学生まで、学年ごとの発表と、1人1人が暗唱の発表をしました。普段の教室とは違う、大ホールの会場で、少し緊張しながらも、とても上手に発表をしてくれました。子ども達にとって良い成功体験になったと思います。幼少期に身につけてあげたい意欲は、たくさん人に認められ、褒められることによって育っていきます。日頃から、認めて褒める習慣をつけましょう。
七田式 池袋・大塚・田端教室代表 市原 美歌