Dear mom Vol.22
0歳からの才能開発 七田式 池袋教室・大塚教室・田端教室・鎌倉教室 代表 市原美歌のブログです♪
『 あなたは絶対!運がいい』
私は大学生の時に何人かの子ども達の家庭教師をしていましたが、私が生徒の成績を心配し始めると、本人たちの心配まで膨らんでいくことに気付きました。
例えば、いつも簡単な計算ミスをする生徒に
「大丈夫かな、今回も肝心なところでミスしたらダメよ」と思ったりいったりすると、知らないあいだに生徒の方でも、
「私ってほんとに小さなミスしやすいんだよね。今回もしちゃうかもな~」と、そうなって欲しくないほうに心が動くのです。 (中略)
自分が不安になっていたときのことを思い返してみても、身近にいる人、特に親の「不安に対しての気持ちの持ち方」は大きな影響を与えていたと思います。
私は大学を卒業してすぐにロンドンに留学しましたが、当時は不安でいっぱいでした。
自分のやりたいことがはっきりと決まっていなかったので、「打ち込めることがこのままずっと見つからなかったらどうしよう」とか、「帰ってきたときに留学の経験がいかせなかったらどうしよう」など、ただ漠然と不安だったのです。もともと真面目な性格だったこともあり、「ただ楽しんでくればいい」という気楽な気分にはなれませんでした。
ですが、いつも母親が、「あなたが『よかった』と満足する状況に必ずなるから大丈夫よ」とせんげんしていたので、「そうか、よくわからないけど、最後はそうなるんだろう」となんの根拠もなく思っていました。
実際、それから数ヶ月後に、やりたいことが見つかり、日本に帰国後留学時のことを書いた日記が本になりました。それから様々な出会いとタイミングが重なって本を書く世界に入ったので、考えてみると、本当に母親の言葉どおりになったのです。
圧倒的な確信をもてそう言っている人がまわりにいると(それが親である場合は特にそうです)、自然と、「そうなのかもしれない」というように考え始めると思います。 これは、親から子どもでも、奥さんからご主人でも、上司から部下でも、友人から友人でも同じです。
いつも一緒にいる人の状況を変えたい、好転させてあげたい、と思うのであれば、不安なイメージをあおるのではなく、望む方のイメージを与えてあげること、それにはまず自分がそうおもうことです。(あなたは絶対運がいい2 浅見帆帆子著より)
その前頁には、あなたのイメージで相手が変わるとしてこんなことが書いてあります。
同じように他人の為を思って心配している場合も逆効果になっていることがよくあります。例えば、親が子供のなにかを心配する場合、「このままではこうなってしまうわよ」「ああなったら困るでしょ」「こんな大変なことになるわよ」と口に出しながら心配したら、ますます悪い状況を引き寄せることになります。まっさらの状態の子どもに、わざわざ悪いイメージを植え付けていることになるからです。
その問題を解決させるには、「このままいくとこうなってしまう」ではなく、子どもが望んだことをしている姿、たとえば「元気に学校へ通っている姿」、「楽しそうに勉強している姿」、「友達と仲良くしている姿」などを思い描くことです。
幼い子どもにはお母様の思いがストレートに伝わります。どの子も育つ母親次第!子育ては親育てです。子どもを信じて褒め上手なママになりましょうね。
七田式 池袋・大塚・田端・鎌倉教室 代表 市原 美歌