Dear mom Vol.36
0歳からの才能開発 七田式 池袋教室・大塚教室・田端教室・鎌倉教室 代表 市原美歌のブログです♪
赤ちゃんは泣かせて育てましょう
小さいころにあまり泣かせてもらえなかった子どもは、腹式呼吸ができないために肺がちゃんと発達せず、浅い呼吸しかできなくなります。一番の問題は、肋骨が広がって前にせり出したり、上に持ち上がったりすることです。そうなると、ますます正しい呼吸が難しくなり、ぜんそくなどの病気につながっていきます。(こどもが育つからだのしつけ 玉木志保美 より抜粋)
えっ!泣かせないことで病気になる?だって泣いていたらかわいそうだから、なるべく泣かせないで育ててあげたいのに・・。と、大半のお母様方はそう思いますよね。でも、違うんです。『赤ちゃんは泣くのが仕事』私もはじめて、これを聞いたとき、育てる人の言い訳じゃないの、と思っていました。ところが、本当はそうじゃないんです。泣くということは肺にしっかりと空気を入れて、丈夫な肺を作るために、欠かせないこと!なんですね。
以下、本文(太字部分)より
赤ちゃんは、お母さんのお腹のなかでは肺呼吸をしていません。生まれたときに「おぎゃあ」と泣いて、生まれて初めての肺呼吸をするのです。
空気をしっかり吸うためには、まずしっかり吐き出すことが必要です。「おぎゃあ」は、空気を吐ききった時に出る声です。
赤ちゃんが泣くというのは、しっかりと空気を吐き出して、肺にたっぷり空気を吸い込むために必要不可欠な行為。強い肺を作り、深い呼吸ができる子に育てるためには、たっぷり泣かせてあげることが大切です。
昔は、子どもひとりひとりに十分手をかけてあげられなかったなどといわれますが、少なくとも、丈夫なからだを形成するうえでは、「赤ちゃんを無理に泣きやませない」のは、とても理にかなっていました。
また、もう一つ大事なことがあります。本書の名前が「からだのしつけ」とあるように、正しい姿勢を作ること。先日の、神山先生の講演会でも「姿勢の悪い子は国立小学校合格(私立も)は難しい」との話がありました。本の中にもこう書いてあります。
けれども、何時間も勉強をしたり、読書に集中できる子は、からだのゆがみがなく、一様に姿勢のいい子ばかりです。
逆に姿勢の悪い子は、あちこち気が散ってひとつのことに集中できません。
有名塾の先生に聞いても、学校の先生と話しても、姿勢のよさと成績のよさはほぼ比例するといいます。(中略)具体的には、姿勢をよくすると、次のような変化があります。
・集中力がつく ・持続力がつく ・行動が俊敏になる
・自信が持てるようになり精神が安定する ・内臓の働きがよくなり、健康的になる
・精神やからだのバランス感覚が鋭くなる
正しい姿勢を身につけさせてあげるには、おおよそ13歳まで、とりわけ3歳までが重要だそうです。質の良い頭は質の良い体に宿ります。正しい知識を知ってお子様に「からだのしつけ」実践しましょうね。
七田式 池袋・大塚・田端・鎌倉 代表 市原 美歌